みんな大好きな焼き芋ですが、冷凍したらまた違った美味しさになるのを知っていますか?
焼き芋を冷凍すると嬉しい効果がたくさんあるんです♪

今回は、冷凍焼き芋の効果とメリットについて解説していきます!
焼き芋を冷凍すると「レジスタントスターチ」という新成分が生まれる


焼き芋を冷凍すると、通常の焼き芋には存在しない成分が新たに生成されます。
さつまいもに含まれるでんぷんは、加熱した後に冷やすと「レジスタントスターチ」という体内に吸収されにくい成分に変化します。
冷凍焼き芋にすると、食物繊維が生のさつまいもの約1.6倍に増加します。レジスタントスターチとの相乗効果で、美容や健康に嬉しい効果が期待できます。
ヘルシー&美味しい!冷凍焼き芋のメリット


焼き芋を冷凍すると、美味しいだけではなく嬉しい効果が得られます。下記の5つのメリットを紹介します。
- レジスタントスターチの効果
- 長期保存ができる
- アイスのような新食感
- 腹持ちが良い
- 大人にも子どもにも安心なおやつ
レジスタントスターチの効果
- GI値が下がり、血糖値の上昇を抑える
- 腸内環境を整えて便秘改善に期待できる
焼き芋を冷凍すると「レジスタントスターチ」が生成され、食後の血糖値をゆるやかにしてくれます。また、レジスタントスターチは食物繊維のように働き、腸内環境を整えて便秘解消効果が期待できます。
長期保存ができる
さつまいもを一度に食べきれないときでも、冷凍しておけば食べたいときに少量だけ食べることができます。冷凍焼き芋は正しく冷凍すると、3か月以上の保存が可能です。
- 常温:1日
- 冷蔵:3日程度
- 冷凍:3か月〜1年程度
アイスのような新食感
冷凍焼き芋を、半解凍で食べるとアイスのようでとても美味しいです!冷凍庫から出して、すぐに食べられるのでおすすめのスイーツです。
腹持ちが良い
1回分ずつ小分けにして冷凍しておけば、食べ過ぎを防げます。芋は腹持ちが良いので、小腹がすいたときにもぴったりです。レジスタントスターチは消化されにくい成分なので、少ない量でも満腹感を得やすいです。なので、タイエット中の間食にもおすすめです。
栄養たっぷりなおやつ
冷凍焼き芋は食物繊維やビタミンが豊富なので、子どものおやつとしても安心です。もちろん大人にも罪悪感なく楽しむことができるおやつです。


冷凍焼き芋の保存期間と冷凍方法


焼き芋を正しく冷凍保存すると3ヶ月〜1年ほど日持ちします。
- 焼き芋の粗熱をしっかりとる
- キッチンペーパーで表面の水分を拭き取る
- 空気が入らないようにラップで包む
- ジップロックなどの冷凍保存袋に入れる
- 冷凍庫で保存する
上記の手順を守れば、焼き芋の美味しさを保ちながら長期保存が可能です。
1日何個食べていい量は150グラムが目安


冷凍焼き芋は美味しくて食べすぎてしまいがちですが、1日の目安は150グラムほどとされています。アイス感覚で食べられる分、ついつい手が伸びてしまいますが、食べ過ぎるとカロリーオーバーや消化不良を起こす可能性もあります。



1日で食べるのは1本まるごとではなく半分程度に抑えましょう!
栄養は皮にあり!含まれる栄養と注意点
さつまいもの皮には、ポリフェノールが豊富に含まれています。特に注目したいのが、ポリフェノールの一種の「クロロゲン酸」と「アントシアニン」です。
活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用や、脂肪燃焼をサポートする効果が期待できます。
血糖値の上昇を抑えたり、内臓脂肪の蓄積を防いだりする働きがあります。さらに抗酸化作用に加え、視力改善の効果も期待できる成分です。
また、皮には食物繊維も豊富です。食物繊維は腸の中で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。他にも便通もよくしてくれるだけでなく、糖や脂質の吸収を抑える働きもあります。
皮は、消化に時間がかかるため、小さなお子さんや高齢の方が食べるときは注意が必要です。



さつまいもの芽は、じゃがいもの芽とは違い、体に有害な物質はふくまれていないので安心して食べられます。冷やし焼き芋も、ぜひ皮ごと楽しんでみてください!


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