- 子どもがいる部屋は、何度くらいにすればいいの?
- 赤ちゃんと小学生で、室温を変えたほうがいい?
- 子どもを守りながら電気料金も抑えたい!
子どもがいる家庭では、エアコンを何度に設定すればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。大人が快適に感じる温度と、子どもに合う温度は違います。室内が暑すぎたり冷えすぎたりすると、体調を崩す原因になることもあります。
この記事では、赤ちゃん・幼児・小学生それぞれの室温の目安と、電気料金を抑える方法を解説します。
- 赤ちゃん・幼児・小学生の室温と湿度の目安
- 部屋を快適に保つためのポイント
- 子どもを守りながら電気代を抑える方法
結論
エアコンは設定温度だけで判断せず、実際の室温を確認することが大切です。夏は室温26〜28℃、湿度60%程度を目安にしましょう。サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させると、部屋の温度差を抑えやすくなります。
夏に子どもが快適に過ごせる室温の目安

夏に子どもが快適に過ごせる室温と湿度は、以下のとおりです。
| 年齢の目安 | 夏の室温の目安 | 湿度の目安 |
|---|---|---|
| 赤ちゃん(0〜1歳) | 26〜28℃ | 60% |
| 幼児(1〜6歳) | 26〜28℃ | 60% |
| 小学生(6〜12歳) | 28℃以下 | 30〜80% |

エアコンは設定温度だけでなく、実際の室温を確認しながら調整しましょう。
赤ちゃんや幼児は冷えすぎに注意が必要です。室温が26℃を下回らないように、子どもの様子を見ながら調整することが大切です。
» こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(外部サイト)
» 文部科学省「学校環境衛生基準」(外部サイト)
子どもは暑さだけでなく冷えすぎにも注意が必要


子どもは大人より体温調節機能が未発達なため、暑さの影響を受けやすいとされています。一方で、エアコンを使っている室内では、冷えすぎにも注意が必要です。
冷たい空気は低い位置にたまりやすいため、床の上で過ごす赤ちゃんや、低い位置で遊ぶことが多い幼児は、大人よりも冷えを感じやすい場合があります。
とくに赤ちゃんや幼児は、汗のかき方や手足の冷たさ、顔色などを確認しながら、室温が下がりすぎないように調整しましょう。
エアコンの設定温度だけに頼らず、子どもが実際に過ごす場所に温湿度計を置いて確認することが大切です。
子どもがいる部屋は室温・湿度・換気を確認しよう


子どもが快適に過ごすためには、室温だけでなく、湿度や換気にも気を配ることが大切です。
子どもがいる部屋では、次の3つを確認しましょう。
- 湿度は60%を目安にする
- 子どもが過ごす高さで室温を確認する
- エアコン使用中は定期的な換気と清掃を行う
湿度は60%を目安にする
子どもがいる部屋の湿度は、60%を目安にしましょう。
湿度を確認する理由は、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体の熱を逃がしにくくなるためです。室温が28℃以下でも、湿度が高ければ蒸し暑く感じることがあります。



湿度が高い日は、エアコンの除湿機能を活用しましょう。
子どもが過ごす高さで室温を確認する
温湿度計は、子どもが実際に過ごす高さに置きましょう。冷たい空気は下にたまりやすいため、大人の目線の高さと床付近では温度が異なることがあります。
置き場所は、子どもが普段過ごす位置に合わせるのがおすすめです。
- 赤ちゃんが寝ている部屋では、ベビーベッドや布団に近い高さに置く
- 幼児が床で遊ぶ部屋では、床に近い高さに置く
- 小学生が机で過ごす部屋では、机の上に置く
エアコン使用中は定期的な換気と清掃を行う
エアコンを使う日でも、定期的な換気は必要です。窓を開けると室温は一時的に上がりますが、換気のたびにエアコンを止める必要はありません。運転したまま短時間で換気し、室温が上がりすぎないように調整しましょう。
また、エアコンの清掃も定期的に行うことが大切です。フィルターにほこりがたまると、冷房効率の低下にもつながるため、こまめにお手入れしておきましょう。
子どもを守りながらエアコンの電気代を抑える方法


子どもが快適に過ごせる室温を保ちながら、エアコンの電気代を抑える方法は以下の5つです。
- 室温を確認しながらエアコンの設定温度を調整する
- 扇風機やサーキュレーターを併用する
- エアコンのフィルターをこまめに掃除する
- 室外機の周りに物を置かない
- 日中はカーテンを閉めて日差しを遮る
①室温を確認しながらエアコンの設定温度を調整する
エアコンの設定温度を見直すと、消費電力を抑えやすくなります。冷房時の温度設定を1℃高くすると、消費電力を約13%削減できるとされています。
たとえば、外気温31℃のときに冷房の設定温度を27℃から28℃に上げると、年間で約940円の節約になります。



温湿度計で実際の室温を測り、エアコンの設定温度を調整しましょう。
②扇風機やサーキュレーターを併用する
扇風機やサーキュレーターの併用も、節電方法の一つです。風が体に当たると涼しく感じやすくなるため、エアコンの設定温度を必要以上に下げずに済みます。
子どもがいる部屋で使うときは、風を体に直接当て続けないようにしましょう。風が当たり続けると、室温が適切でも体が冷えすぎることがあります。
扇風機やサーキュレーターを上向きにして使うと、室内の空気を循環させやすくなります。
③エアコンのフィルターをこまめに掃除する
エアコンのフィルター掃除は、電気代の節約だけでなく、室内環境を清潔に保つためにも大切です。
2週間に一度は、フィルターの掃除をしましょう。フィルターを清掃すると、冷房時の消費電力を約4%削減できるとされています。



ほこりがたまると冷房効率が下がる原因になります。
掃除は、フィルターを外して掃除機でほこりを吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いして十分に乾かしてから戻します。
» 環境省「みんなで節電アクション!3.エアコンで節電!」(外部サイト)
④室外機の周りに物を置かない
室外機の周囲を整理しておくことも、節電のポイントです。
室外機には、室内の熱を外へ逃がす役割があります。吹き出し口の前に物があると、熱をうまく放出できず、冷房の効きが悪くなる原因になります。
⑤日中はカーテンを閉めて日差しを遮る
窓から入る熱を減らすことも、エアコンの節電につながります。日中はカーテンを閉めて直射日光を遮ると、室温の上昇を抑えやすくなります。
子どもが家にいる時間帯でも、日差しが強い側の窓だけカーテンを閉めるのも効果的です。



直射日光が入る窓を中心に対策しましょう。
電気料金プランの見直して電気代を抑える


エアコンの使い方を工夫しても電気代が下がらない場合は、契約している電力会社と料金プランを見直しましょう。
電力会社を見直すポイントは、以下の3つです。
- 電力会社や料金プランは家庭でも選べる
- 電力会社を切り替えても電気の品質は変わらない
- 契約期間と解約金を確認してから申し込む
電力会社や料金プランは家庭でも選べる
家庭の電力会社は、自分で選べます。2016年4月1日から電力の小売全面自由化が始まり、家庭や商店を含むすべての消費者が、電力会社や料金プランを選べるようになりました。
夏はエアコンの使用時間が長くなり、電気の使用量も増えやすくなります。同じ使用量でも、契約している料金プランによって請求額は異なります。無理にエアコンの使用を控える前に、契約内容を見直すことも節約方法の一つです。
賃貸住宅でも、電気の契約名義が本人であれば切り替えられる場合があります。ただし、マンションなどで管理組合を通じて一括受電契約を結んでいる場合は、個別に切り替えられないことがあるため、管理会社や管理組合に確認しましょう。
» 資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化って何?」(外部サイト)
電力会社を切り替えても電気の品質は変わらない
電力会社を切り替えても、停電しやすくなることはありません。今ある送配電網を使うため、新たに電線を引く必要はなく、どの会社から電気を買っても品質や信頼性は同じです。
子どもがいる家庭でも、普段の生活を変えずに電気料金を見直せる点はメリットといえます。
切り替え先を探すときは、資源エネルギー庁が公表している登録小売電気事業者の一覧を確認し、電気事業法に基づいて登録された事業者かどうかを確かめておきましょう。
» 資源エネルギー庁「よくある質問」(外部サイト)
契約期間と解約金を確認してから申し込む


料金の安さだけで決めると、思わぬ負担が生じることがあります。料金プランによっては、解約時に違約金が発生する場合があるためです。
料金だけでなく、契約期間や解約条件にも目を通し、納得したうえで申し込むことが大切です。小売電気事業者には供給条件を説明する義務があるため、申し込み前に契約内容をしっかり確認しましょう。



申し込む前に確認したいポイントは、以下の3つです。
- 契約期間の縛りがあるか
- 期間内に解約した場合、解約金がいくらかかるか
- 電気の使用量が増えた場合、料金がどのように計算されるか
電気料金の内訳や、自分の家に合うプランの選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
子どものエアコンは設定温度ではなく室温26〜28℃を目安に調整しましょう


夏に子どもがいる部屋では、エアコンの設定温度ではなく実際の室温を確認することが大切です。子どもがいる部屋の温度は26〜28℃、湿度60%を目安にしましょう。
エアコンの設定温度と室温は一致しないため、温湿度計を子どもが過ごす位置に置いて確認します。室温だけでなく、湿度や換気、子どもの様子もあわせて見ながら調整してください。
- 設定温度の見直し
- 扇風機・サーキュレーターの併用
- フィルター掃除
- 室外機の周りを整理整頓
- 日差し対策
- 電力会社や料金プランの見直し



子どもの安全を優先しながら、節電を取り入れていきましょう。








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